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象もよく似たところがあります。男性が興奮するとペニスが勃起するのと同じように、女性も興奮すると、 ヴァギナが濡れはじめます。これは性交による刺激だけではなく、視覚的なものなどによっても起こりま す。つまり、ヴァギナとはペニス同様、性的に正直な器官というわけです。ヴァギナの内部は常に湿って います。ヴァギナの内壁には特別の分泌腺はないのですが、少量のグリコーゲンを分泌し、いつも内部 に0.5〜1ccの液体を含んでいます。その中には有益な菌が存在し、雑菌や病原菌の侵入と繁殖を 防ぎます。それが性的に興奮を覚えると、さらに別な分泌液を生じます。この分泌液は、膣口のやや 後ろの両側にあるバルトリン腺と呼ばれる粘液分泌腺から出るものと考えられていました。ここはふだん 閉じられていますが、性的な刺激を受けるとガラスのように透明で粘りけの少ない、とても滑らかな粘 液を分泌するというものです。 しかし、純粋な膣液は、いまでは内壁からじんわりにじみ出てくる、ムコイドと呼ばれる一種の糖タンパ クの液体だと考えられています。女性が興奮してくると、ヴァギナの周囲にある血管が充血し、その血 液中の水分を血管の外へ放出するのです。つまり性的な興奮にともなって、内部に発汗に似た現象 が起こるというわけです。 挿入をスムーズにしてくれる潤滑油(ジュンカツユ) もちろん、この汗だけではなくバルトリン腺やスケーネ氏腺といったいろいろな分泌腺からも分泌液が生 じ、これらがいっしょになってヴァギナ全体を潤します。そして、ペニスを挿入する際の潤滑油としての役 目を果たしてくれるのです。この濡れ具合は個人差があり、昔から、分泌液の多いほうが収縮する力 のよさと相まって、性的には高く評価されてきました。実際、感度の高い女性ほどよく濡れるということ はあります。しかし、膣液より、単にオリモノが多いだけという女性もいますから、量だけで感度は計れま せん。 また、分泌液の少ない女性でも、前戯に十分時間をかければヴァギナに手ごたえがでてくる場合もあり ますし、前戯を利用して唾液を与えることによって補うという方法もあります。従って分泌液の多い少 ないにはあまりこだわらず、お互いの性行為を充実させることで、カバーしあうように心掛けたいもので す。
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