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表的な器官です。そして分娩のときには、胎児が通る産道としての大切な役目も果たします。それだ け柔軟性、伸縮性に富んでいるわけです。ヴァギナは筒状をしており、長さや形、機能は不規則に変 化します。その要因は、体調や朝晩のちがい、生理の有無などが挙げられます。筒状といっても、別に 空洞になっているのではなく、実際は粘膜がぴたりとあわさった状態になっています。そして入口に近い 部分は、周囲の筋肉などの緊張によって締まっていますが、奥のほうは伸張性に富む袋のような形を しています。 その入口は、普段は大陰唇や小陰唇のヒダに隠れていて、小陰唇を指などで開いてみないとわかりま せん。それも腔前庭に続いてヒダが小さくすぼまっていて、入口らしい部分が見えるだけです。これが、 勃起したペニスに接触し、少しでも力を加えられると、自然にそれぞれのヒダが開いてペニスの挿入を 受け入れる態勢になるのです。ヴァギナの内壁は、小さなヒダ状になっています。ペニス挿入時はこのヒ ダが押し広げられます。このヒダは、その多少に個人差があります。年齢や性交の回数、分娩の経験 などによっても、その数は違うと言われていますし、ヒダの多少が性感と関係があるとは言えません。た だ、ヒダの多い女性のほうが男性に与える感触に手ごたえがあるとして、好まれることが多いようです。 ヴァギナの入口部分は、膣括約筋などの筋肉で囲まれていますが、これらの筋肉の収縮によってペニ スをしっかりと挟みます。ヴァギナは、興奮するとそれを囲む筋肉などの協力で、激しく収縮しはじめま す。そしてこの圧力が男性の摩擦運動とともに快感を導く大きな刺激となるのです。この収縮による内 圧は、意識的に緊張させることによっても高めることができます。ヴァギナ自体の感覚は、意外にもそれ ほど敏感ではありません。むしろほかの器官の波及効果として、大きな快感を得ると言えるでしょう。
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